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2010.05.05 Wednesday

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エピソード5:模擬戦の後・・・・
2009.09.30 Wednesday 19:48


宇宙世紀0079・・・ランバ・ラル隊 グラナダ出航 5時間前〜


地球降下作戦前、グラナダに補給及び新型モビルスーツ受領のため、寄港したガルマ仇討ち部隊のラン・バラル隊・・・

新型モビルスーツ・グフのカスタムタイプ、R−0最終テストのため、急遽ランバ・ラルがテストパイロットを務めた。
おなじくジョニー・ライデンも仮想敵機として、高機動型ザクR−2でテストに参加。
グラナダ基地近傍のモビルスーツ・テストエリアで実戦さながらの模擬戦テストが開始され、両者一歩も譲らぬ互角の戦いの中、ついにランバ・ラルが白兵戦を仕掛けた!!
格闘戦を重視して開発されたグフをチューニングしたカスタムタイプ、R-ZEROを駆るランバ・ラルは、ジョニー・ライデンのR−2ザクを追い詰めたが、機体に搭載されている推進剤の残量の問題で、
”ナナゼロ”の実用テストは急遽中断された・・・・



模擬戦テストを中止し、グラナダ基地へ帰還するジョニー・ライデンとランバ・ラル・・・・
慣性飛行だが、ものの数分で基地のハッチ付近へ到達した。
管制官からの指示が、無線を通して聞こえてくる・・・・

管制官
「少佐、大尉、お疲れさまです・・・
少佐のR−2ザクは、Aブロックのハッチ、大尉のR-ZEROは、Cブロックより帰還願います!」



ランバ・ラル
「了解・・・」



ジョニー・ライデン
「了解した!・・・・」

2機のモビルスーツは、それぞれ指示された別々のハッチより帰還する・・・・
基地からは、機体誘導のための、レーザーラインが出されたが、二人のエースパイロットは、
そんなものなどまったく無視して、見事に基地のハッチへ進入していった。
距離的に若干近いラル機が、先にハッチへ降り立ち、続いてライデンのR−2ザクも帰還してきた・・・

キィーーーーーーーーン!!・・・・
ドバッシャーーン!

R−2ザクが基地内へ入ったと同時にハッチが閉じ、内部の気圧が調整されると、続いて奥の
ファクトリー・デッキへと通ずるエアロックの巨大なドアが開き始めた・・・・

ライデンは、パイロット・スーツのバイザーを開けると、開いたエアロックの先へと機体を歩ませ、その先にあるファクトリー・デッキのMS整備用のクレーン・ブリッジへR−2ザクを固定した。
フロアから、搭乗用のクレーンが上がってきて、ゆっくりとコクピット・ハッチへつけられた・・・

ライデンはコクピットのハッチを開けると、クレーンに乗り移った。
降りていく最中に、ヘルメットを脱ぐ・・・
R−2ザクには、早速待機していたメカマン達が、月の重力が弱いことを利用して床を蹴り、次々整備のためにとりついて行く・・・・



「ふう・・・無事終わったようだな・・・・・・」

が・・・ライデンは、模擬戦中にザクマシンガンを切断されたことを思い出し・・・
苦笑しながら一人つぶやいた・・・

「・・・・でもなかったか」

ライデンは、クレーンが降りきらない内に飛び降りる・・・・
ザクの装甲には、損傷はないようだった・・・が・・・・
ザクの足元に近づくにつれ、いつもと様子が違うことに気が付いた・・・・

「・・・・ん!??・・・・・・・・」

ザクの足元に降り立つライデン・・・・

「・・・・!!・・・・こっ・・・・これは!!・・・」

ザクの足から、スネの部分にかけて、うっすらと装甲の塗装の色が変わっていた・・・・
機体全体をよく見回して見ると、スカートを始め同様に、色が変わっている所が数カ所見受けられた・・・・砂などの汚れではない・・・・

「・・・!まさか・・・・」

と・・・不意に後ろから声が聞こえた・・・


「貴様の負けだな!・・・」



?????


??振り向くと・・・・
そこにはエリオット・レム中佐が、( ̄ー ̄)ニヤリと笑って立っていた・・・



エリオット・レム
「それは、模擬戦用のペイント弾の塗料だ・・・
ラル大尉の選択の方が、正しかったかもしれんな・・・・」

ライデンは静かに頷き、レムを見据えた。
「・・・・・・・中佐・・・・・・・・」

レムがたたずむ深紅の高機動型ザクを仰ぎ見ながら続ける・・・

「大尉の機体・・・R-ZEROの方は、シールド以外、被弾の痕跡は見当たらなかった・・・・」

ライデンがそれに答えた。
「!!・・・・・・・・・・
・・・・自分もそう思います・・・・燃料切れで中止にならなければ・・・・・」

レムはライデンの肩をポンと叩き微笑した。
「だな・・・・・・・経験の・・・・差か・・・・
たしかに階級は、おまえよりも下になるが・・・・彼は、本来なら左官クラスに昇進できる戦功を
挙げている・・・・だが・・・」

レムは、その先は言葉にせず、飲み込んだ・・・・


「そのへんの事情は・・・・自分も存じています・・・・」

レムは一瞬うなずくと、思い出したように本来の話題へ切り替えた・・・

「うむ、テスト結果の解析はすでに始めている・・・
ブリーフィング・ルームへ行こう・・・大尉も待っている・・・・・・」


「ハッ!・・・・」

二人は、ファクトリー・デッキから、ブリーフィング・ルームへと向かった・・・・
ブリーフィング・ルームでは、ランバ・ラルを始め数名の技術士官が待っていた。
結果が出るには、まだ多少時間を要するようであった・・・

ラルは、ライデンと顔を合わせると、一瞬すまなさそうな(^▽^;)>゛表情をして言った・・・


「申し訳ありません少佐!・・・ザクマシンガンを・・・・」

ライデンは苦笑と照れ笑いが入り交じった複雑な表情をしながら答えた。
「いいんだ・・・代わりは、そこらじゅうにころがっている・・・・・・
久しぶりに、いい汗をかかせてもらったよ・・・冷や汗をな・・・・・・」

ラルは豪快に笑い飛ばすと、お礼を言う。
「ハハハハハ・・・・そう言って頂けると、助かります・・・」

技術士官達も、二人の会話に入ってくる・・・・

技術士官A
「スゴイ、テストでした!あれは、歴史に残る名勝負ですよ!」

技術士官B
「モビルスーツ同士の格闘戦が、あれほど迫力あるとは、驚きました!」

先程まで、実戦さながらの対決をした二人の会話の意外な展開に、ブリーフィング・ルームの空気がなごむ・・・

と・・・そこへ険しい表情をした別の技術士官が、駆け込んできた!・・・
研究室からエリオット・レムに、データを届けに来たのである。
レムは、データシートを受け取ると、同様に表情が険しくなった・・・・その雰囲気を察知した、ラル、ライデン、技術士官達に緊張が走る!!



「・・・・・・・・・大尉、申し訳ない・・・・残念だが・・・”ナナゼロ”は、地球の重力下での運用は、不可能という結果がでてしまった・・・・
できる限りの対策は、施してあったのだが・・・・」

ラルは、ある程度結果を予測していたようであった・・・
やはり・・・という表情をすると・・・

「そうでありましたか・・・・わかりました・・・・
このランバ・ラル、あのグフBタイプでも、かならずやり遂げてみせると、ドズル中将には、お伝え下さい・・・・では、出航準備がありますので、私はこれで・・・・」

レム
「うむ、必ず・・・・
・・・・急なテストを引き受けてくれて、こちらも助かった・・・ご武運を!・・・・」

ラル
「ハッ!・・・では、失礼致します」

ラルは軽く敬礼をすると、ブリーフィング・ルームを退室した・・・
レムは、視線をライデン以下、技術士官達へ移すと、ふうっとため息をついてから言った。

レム
「ちょっと、研究室へ行って来る・・・・」


「ハッ!・・・・・」

レムが部屋を出た後、考え込んでいたライデン・・・・
・・・・しばらくすると、突然思い出したように傍らにいる技術士官へ声をかけた!!

「おいっ!」

技術士官
「ハッ!・・・・はい???」


「ナナゼロのバランサー・プログラムを空間機動仕様に書き換えてくれないか!・・・・・
できるな!??」

技術士官
「はっ・・・はい、基本システムは、ザク兇閥δ未任垢ら・・・・


「時間はっ?!!」


技術士官
「1時間もあれば・・・ですが少佐・・・
あの機体は、先のテスト結果で廃棄処分が決まってしまいますが?・・・・・・・・・」


「いいからっ!!責任は、俺がとる・・・・」


「ハッ!」


「ザンジバルの出航はっ!??」


「ハッ!・・・1時間後であります!」

ライデン
「・・・それまでに、間に合わせるんだ!・・・・いいなっ!!
・・・それと・・・スラスター推力を100%の出力に戻しておくのも忘れるなっ!!」


「ハッ!!・・・」

・・・そこへ、研究室から戻って来たエリオット・レムが入って来た・・・
技術士官は、一瞬”まずいっ”といような表情をしたが、かまわずライデンは、そのままレムの方へ歩み寄ると・・・・・・


「!!・・・・・ん??・・・・・・」


「中佐!・・・お願いがあるのですが・・・・・・」

「ん??・・・・・なんだ・・・・・・」


「R-ZEROの試乗がてら、ランバ・ラル隊の・・・・ザンジバルの出航を見送りたいのですが・・・・・・・・・」

レムは半ば呆れて苦笑しながらもライデンの意図をくみ取り、許可を出した。
「!!??・・・・・・・フン・・・・・・まあ・・・・・・いいだろう・・・・・」


「ありがとうございます!・・・ではっ!」

ライデンは軽く敬礼をすると、先程話を持ちかけた技術士官に目線で合図すると、共にブリーフィング・ルームを退室した・・・・・・部屋を出ると( ̄▽ ̄)ニヤっと、してやったりというような表情をし、技術士官と共にそそくさと、研究解析室へと向かった・・・・・・

ガルマ仇討ち部隊・・・ランバラル隊に、残念ながら、高機動型グフR-ZEROは配備されなかった・・・・・
ザンジバルでは、地球軌道へ向けて出航する準備が整いつつあった・・・・・
果たして、ジョニー・ライデンの悪巧みとは??何なのか??・・・・
高機動型グフ、R-ZEROの運命は??




              ・・・・・・新たな展開が、今始まろうとしている・・・・・

 -エピソード 5 END-

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