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エピソード15:死闘!ソロモン海(前編)
2009.12.03 Thursday 20:50

宇宙世紀0079・・・11月30日未明??


ソロモン近海へ偵察任務に出撃した、アナベル・ガトー率いる第302哨戒中隊のMS部隊。
ミノフスキー粒子の逆探知で偶然にも連邦軍の偵察部隊を探知・・・・・・・
そのモビルスーツ隊と交戦、これを撃破した。

さらにガトーのリックグフは、その母艦であるマゼラン級の偵察艦カシオペアを撃沈する。
だが、その空域にカシオペアの護衛艦、ペガサス級ブランリヴァルから出撃したG3ガンダムの強化試験機、G3−ZEROが迫りつつあった・・・・・
時に、宇宙世紀0079・・・・11月30日未明のことである・・・・・

そのG3-ZEROのコクピットで、パイロットのラルク少尉は怒りに震えていた。
カシオペア救援に間に合わなかった自分に対する怒りと、それを撃沈したジオンのモビルスーツ部隊に対して・・・・・・


「ジオンの奴らめっ!1機たりとも逃さん!!」

ついに敵MS部隊がモニターの視界内に映し出される距離にまで到達している!
対峙するガトーのMS隊とG3−ZEROガンダム・・・・・・

  ”ゴゥーーー!!”←(クリックすると効果音が鳴ります



ラルクは、狙撃用サイトスコープを見つつ、操縦桿のトリガーに指をかける・・・・・
各個撃破を狙うには、まだ距離があったが、ラルクは怒りにまかせてビームライフルを斉射した!!

”デュフィフーン!!  デュフィフーン!!”←(クリックすると効果音が鳴ります


「!!・・・・・・・・・・・・・」
ガトー達MS隊のすぐ脇を、ビームの火線がかすめていく!・・・・・・
それは、先程戦闘した同じ連邦軍のMS部隊が装備していたモノとは、まったく比較にならないほど強力なメガ粒子ビームであった・・・・ガトーはとっさに叫んだ。

散開しろっ!!・・・・・・・・
このメガ粒子砲はっ!!??・・・・・・・やはり、ガンダムとかいうヤツなのか!??・・・・」

リックグフのコンピュータには、シャアの部隊やランバ・ラル隊が交戦した敵機のデータも当然入っている。
索敵モニターには接触直後、機種不明とでたが、リロード後はガンダムタイプと解析された。
しかし、敵機の接近スピードがコンピュータに入っているデータよりも、遙かに速かったのだ・・・

ガトーとカリウス機はセオリー通りに僚機との距離をとり、散開する・・・・・・・
だが、ランドルフのリックドムだけが突出し、G3−ZEROの方へ向かった。
ガトーは制止しようと叫ぶが・・・・・・

ランドルフっ!!・・・・・・・」

ランドルフはガトーの制止を聞かず、敵機との距離を詰めていった。

「大丈夫ですよ大尉、仕留めて見せますっ!!・・・・・・・」
ガトーに対して返答した後、ノーマルスーツ・ヘルメットのマイクをオフにしてつぶやくランドルフ・・・
「フン( ̄ー ̄)手柄を立てちまえば、こっちのモンよ・・・・・・・」

先の戦闘で連邦軍のMSとパイロットなど、”どうということない”という先入観が彼にはあった。
不用意にG3−ZEROとの間合いを詰めていくランドルフのリックドム。
ジャイアント・バズの有効射程距離でもかなり接近した間合いだ・・・・・
射撃の後、先程のように格闘戦にでも持ち込む腹づもりなのであろう。
互いに慣性飛行で対峙するG3−ZEROとリックドム!


「!!?・・・・・こいつ・・・・・・」

ランドルフのリックドムがバズを構え、射撃体勢に入る・・・・・・
「これでも、食らえっ!!」

”ズドゥン!!”←(クリックすると効果音が鳴ります

バズの砲口から砲弾が打ち出された!!・・・・・・が・・・・・・・
次の瞬間、後方で戦闘をモニターしていたガトーとカリウスは、信じられない光景を目にした。
G3−ZEROはとてつもないスピードで砲弾を回避するや、あっという間にランドルフ機の真横に回り込み、ビームライフルで反撃したのだ!!

”デュフィフーン!!”

その間は、時間にして3秒となかったであろう。
ランドルフには、一瞬にしてモニターから敵機が消えた様にしか見えなかった・・・・・・
そして、次の瞬間リックドムのコクピットが赤熱し、溶解し始めた・・・・・

「うおっ!??まっ・・待てよ!!・・・・・・たっ・・・大尉ィィッーーーーーーー!!

 ”ドゥーーーン!!”←(クリックすると効果音が鳴ります



ランドルフの断末魔の叫びと共に爆発するリックドム・・・・・・・


「!!・・・くッ!・・・・・・迂闊なヤツがッ!!・・・・・・
カリウスっ!!白い奴は私が引きつけるっ!・・・・・お前は距離をとって、背後に回り込め!!」


「はっ・・・・ハッ!!」

ガトーはカリウスには荷が重すぎるかとも思ったが、敵に攻撃エリアを集中させるわけにはいかなかった。
注意を分散させなければ2機ともやられる可能性もある・・・・・
ランドルフのようにG3−ZEROとの間合いを詰め、マシンガンを構えた。・・・と同時に瞬時に残弾数のゲージを確認する。
マシンガンに残っている残弾は、たったの3発・・・・・
やはり、先程のカシオペア部隊との戦闘で、ほぼ使い切ってしまっていた。
この試作強化マシンガンの弾丸も、当然ながら試作タイプで予備弾倉は今回の出撃に間に合わなかった・・・・
撃破するには、確実に敵機の脆弱な部分に致命傷をたたき込む以外はない。
ガトーはカリウス機に攻撃を集中されないよう、間合いを詰めて注意を引くが、敵の装備しているメガ粒子砲の威力を考慮すると、いかに高機動タイプのリックグフとはいえ、近づくには限度があった。

だが、予期せぬ展開が起こった・・・
G3−ZEROがいともあっさり、ガトーとカリウス機に挟まれる形になったのである。
あれだけの性能をもった機体とパイロットだ・・・・通常なら、そうやすやすと敵機に挟まれる体勢には、させないはずである・・・・・
ガトーには、合点がいかなかった。

「実戦慣れしていないのか??・・・・・それとも我々を舐めているのか??・・・・・・・・」

ラルクは地上での実戦経験は多少あるものの、宇宙では主にルナツーでのG3-ZEROのテストが主な任務だった。
シュミレーションとジムとの模擬戦の経験もあるが、まだ空間認識力に関しては宇宙での実戦経験が豊富なジオンのパイロットに一日の長がある。


「くっ!!・・・・さすがに慣れてるな・・・・・」

ラルクは、リックグフとドムにそれぞれ牽制射撃をしつつ、対応している。
やはり間合いの近いガトー機を警戒していたが、敵機が撃ってこないことに疑問も抱いていた。

ガトーはついに覚悟を決め、カリウスに指示を飛ばした。
「カリウス!バズで奴を牽制しろっ!・・・・その隙に狙撃する!」

「ハッ!・・・・やってみます・・・・」

ガトー機よりも遠い、ジャイアント・バズの最大射程位置から、カリウスが狙いを定めるが、G3-ZEROの機動力が高いため、照準を合わせるのは容易ではなかった・・・・
ガトーは、カリウスが狙いを定め易くするため、あえて敵機とカリウス機との一直線上の位置に機体を向けた。

「カリウス・・・・撃とされるなよ・・・・」

その一瞬に狙いを定め、カリウスがバズを撃つ・・・・

「当たれ!!・・・・」

バズの砲弾の軌跡が、真っ直ぐG3−ZEROへのびていく・・・・
G3−ZEROのセンサーが熱源を捉えるも、ガトー機に気を取られていたラルクは一瞬対応が遅れた。
そして、ガトーの読んだ通りの行動に出た・・・・
砲弾を回避するため、カリウス機の方へ機体を向けたのである。
そして、ビームライフルで砲弾を狙撃した・・・・・
至近距離からビームで狙撃された砲弾が炸裂し、G3−ZEROは爆炎の煙に包まれる・・・・
この瞬間を狙っていたガトーはG3−ZEROを狙撃した。


「今だッ!!・・・・」

祈るようにトリガーを絞り込む・・・・
「南無三!!」←(クリックするとセリフをしゃべります

          ”バララッ!!”

(このリックグフのCGは、Salassa GUNDAM WorldのMitsuさんに制作して頂きました!)

マシンガンから残弾全て発射された!!
バズの爆炎の煙に包まれているG3−ZEROへ、さらにマシンガンの弾丸の軌跡が突き刺さる!

”ズババ バンッ!!”

「!!やったか??!・・・・」

ガトーには手応えがあったように感じた。

爆炎の煙が次第に薄れてゆく・・・・・・

だが・・・・・・??

煙の中から現れたのは、シールドを構えたガンダムの姿だった!
「ばかな!!・・・・・」

これにはさすがのガトーも驚愕した・・・・
通常ならば、機体を転回しての防御が間に合うような距離ではなかったからだ。
パイロットの反射神経がずば抜けているか、機体の反応速度が驚異的としか言いようがなかった・・・

動揺したのはラルクもまた同じである。
なんとザク・マシンガンを寄せ付けないはずのルナチタニウム製シールドが貫通されていたのだ!
幸いだったのはシールドを貫通したことによって、弾の威力が弱められ、弾丸が機体の装甲にめり込んだところで止まっていたことだった・・・
着弾の振動がコクピットに伝わった瞬間、ラルクは死すら覚悟した・・・・


「このG3が・・・・・
マグネット・コーティングされていなかったら・・・・殺られていた・・・・・」

驚くべきは、その被弾箇所だ・・・
シールドを貫通した弾は、ガンダムの腹部の装甲・・・コクピットや核融合炉のある近辺に集中していた。
つまり敵はおおよそ、それらの位置を狙って狙撃してきたことになる・・・・・
ラルクは、もし自分がG3−ZEROの装甲を過信して、防御していなかったら・・・・・背部からコクピットや核融合炉を撃ち抜かれていたら・・・と思うとゾッとした・・・

ガトーはもちろん、ガンダムの設計図など見たことはない。しかし、MSが”人型の兵器”である以上、それら機器の位置は、自軍のモノとそれほど相違無いはずと見て狙ったのだ。

マシンガンの残弾を撃ち尽くしたガトーだが、射撃姿勢のままでリックグフを後退させつつ、G3−ZEROを牽制する・・・・
ガトーの予想通り、G3−ZEROはそれまで以上にリックグフを警戒するようになった。
ビームライフルの射撃からも焦りが感じ取れる・・・・・

「仕損じはしたが・・・・
フッ( ̄ー ̄)・・・メガ粒子砲とて、そうそういつまでも撃てるものではあるまい・・・・」

ガトーは、うすうす敵機のパイロットが実戦慣れしていないことに気づき始めていた。
あの機体の性能は確かに驚異的だが、そこに勝機はある・・・・と。

ガトーのリックグフに驚異を感じたラルクはいつもの冷静さを欠き、必要以上に牽制射撃をしてしまっていた。
コクピットにライフルのエネルギー切れを知らせる警報音が鳴り響く・・・

「!!・・・チッ!・・・・・」

ラルクは舌打ちすると、G3−ZEROのマニピュレータからライフルを投げ捨てさせた。
この開き直りとも見える行動が、彼にいつもの冷静さを取り戻させるきっかけとなった。

だが、ガトーはまさにその瞬間を待っていたのだ!
シールドの裏に装備されているヒート・サーベルをリックグフのマニピュレータに掴ませると、アフターバーナーをかけ、猛然とG3−ZEROに突撃する!


「そこまでだ!ガンダム!!」
 
              ”ドウッ!!”



ラルクはその敵機の行動に一瞬戸惑ったが、間髪入れず冷静に対処した。
ガトーのコクピットのモニターには、右腕を背中へ廻す動作をするG3−ZEROが映し出されている。
が・・・・次の瞬間、ガトーは目を疑った・・・・
敵機が背中の武器マウントから取り出したのは、格闘武器ではなかった!!
先程、G3−ZEROが投げ捨てたのと同型のライフルだったのだ・・・

「!!何っ!??・・・・・・・・」

ガトーは反射的に機体に制動機動をかけ、回避機動に転じようとするが・・・・
G3−ZEROは素早いアクションでビームライフルを構えると、リックグフを狙撃する!

”デュフィフーン!!”

戦艦並みの威力を持つ強力なビームが、ガトーのリックグフへ向かって真っ直ぐ伸びていく・・・

果たして、リックグフとガトーの運命は??
この戦いの行方はいかに??宇宙要塞ソロモンの近傍で、人知れず連邦とジオンが激戦の火花を散らす・・・


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宇宙世紀0079 11月30日・・・
地球では、ジオン軍北米キャリフォルニアの部隊が、ジャブロー降下作戦を開始・・・・
連邦軍は、マッドアングラー麾下のモビルスーツ隊の侵入を許すも、辛うじて降下部隊を撃退。
これにより、地球のミリタリーバランスは一気に連邦側に傾いた・・・・・・

            ・・・・・・・戦場は宇宙に・・・・・・・

-エピソード15 END-

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