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エピソード8:第302哨戒中隊
2009.10.11 Sunday 23:09

宇宙世紀0079・・・10月10日

グラナダ基地で試作された新型モビルスーツ、グフのカスタム機R-ZERO。

だが、テストの結果、高機動型グフ/YMS-07R-0(R-ZERO)は、重力圏での運用が不可能と判断され、実戦配備は見送られた・・・
しかし、開発者であるエリオット・レム中佐の計らいで、ソロモンへ機体を移し、高機動型グフR-ZEROの開発は、続行されることになり、グラナダを出航した第8パトロール艦隊所属 ジョニー・ライデン少佐が、ソロモンにその機体を届けることになった・・・・・・・

グラナダを出航してから、すでに5日目・・・・・
第8パトロール艦隊はソロモンまで、あと2、3日という所まで来ていた・・・・・・
通常の航路であれば、グラナダからソロモンまでは2日程度だが、プリムス艦隊の任務は、公国本土より最も遠い連邦の補給線を分断することである。
したがって、最短航路ではなく、ソロモンへはかなり遠回りをすることになる。
プリムス艦隊は、サイド4の空域から、サイド7近辺の連邦軍勢力空域ギリギリをかすめ、サイド5方面からソロモンに向かう航路をとっていた。


艦隊旗艦ムサイ級プリムスのブリッジでは、ジョニー・ライデンが少々ヒマを持て余していた・・・・・・・
というのも、グラナダを出航してからまったく連邦軍の補給部隊に出くわしていないからだ。



ジョニー・ライデン
「退屈だなぁ・・・・
連邦軍の”カモ”は、現れんか??」

ジョニー・ライデンは艦隊の旗艦、ムサイ級「プリムス」のブリッジに上がってくるなり、索敵兵に絡む・・・・

索敵兵
「ハッ!今のところは・・・・・反応ありません。」

両手を広げてやれやれといった仕草でボヤいた。
「ふうーっ・・・このまま、手ぶらでソロモンに着いたんじゃ、ドズル中将にどつかれるな(=∇=;|||)・・・今回は、はずれか・・・まあ・・・他の手みやげはあるが・・・・」

すぐ脇にいるプリムスの艦長が、ライデンに問いかける・・・・・

プリムス艦長
「しかし、連邦軍がこれほど早くモビルスーツを完成させたのは、意外でしたな・・・」


「ああ・・・・
なんでも、つい4日ほど前に例の木馬と接触したランバ・ラル隊の報告では、あの白いヤツの他に、二つのタイプを確認したそうだ・・・」

プリムス艦長
「!!3タイプも??・・・・・・」

ライデン
「そうだ・・・もしかしたら、まだ他にもあるかもしれんぞ・・・・」

それはないだろう!と言う感じで艦長が答える・・・・・・

「まさか・・・・・・」

と・・・次の瞬間、索敵兵が叫び、警報が鳴り響く!!

「熱源探知!!敵艦隊捕捉!2時の方向です!・・・・・」

ライデンとプリムス艦長は二人同時にそれに応える
「何!!・・・・・」

ライデンは、素早く索敵モニターの脇に立ち、覗き込んだ!

「敵は?・・・・・・・」

索敵兵はセンサーのモニターを確認しながら続ける。
「ハッ!・・・サラミス級2隻とハコガタ1隻!・・・・・輸送艦隊と思われます!!」

ライデンはニヤっと笑うと作敵兵の肩をポンっと叩きながら言った。
「やっと”カモ”のお出ましだな・・・・・」

プリムス艦長がジョーク混じりにライデンに言う。

「少佐の撃墜スコア、更新ですな(笑)・・・・・・
他の艦からも援護のモビルスーツ隊、出しますか??」

二人がこんな余裕のある会話が出来るのも、補足した連邦の艦隊が、補給部隊の輸送艦隊だからだ。


「いや・・・いい・・・輸送艦隊なら、俺の402小隊だけで十分だ・・・・」

プリムス艦長
「わかりました・・・いちおう、他の艦のチームも待機させておきます。」

ライデンは軽く手を上げてわかったという仕草をしたあと、ただちにモビルスーツデッキへ向かった。
「ああ、よろしくたのむ!では行って来る!!」

艦長は、ライデンに敬礼するとクルーに指示を飛ばす!!

プリムス艦長
「第一戦闘配備!・・・・・・・・各機!最大戦速っ!」

プリムス艦隊の3隻のムサイがアフターバーナーの閃光を発して加速していく・・・・・・・

一方、連邦軍の輸送艦隊では・・・・・・・

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

サラミス艦長
「ジオンのパトロール艦隊に、発見されただと!!・・・」

緊迫した声で、索敵兵が答えた・・・・・
連邦軍索敵兵
「ハッ!!ムサイ級3隻、10時方向からこちらに接近中であります!!」

サラミス艦長
「くっ・・・・・あと数日で、ルナツーに、到着するという時にっ!!・・・・・」

キャプテンシートの脇に立つ副官が耳打ちするように艦長に問う・・・・・
副官
「どうします艦長??・・・・・”アレ”を出しますか?・・・・・・」

艦長はしばらく考え込み、悩んだ末に副官に答えた・・・・

「うーむ・・・・
できれば、まだジオン軍には見られたくなかったが・・・・・・
・・・・・やむをえん、ボールの部隊に迎撃準備させろ!!」

副官
「ハッ!!」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ムサイ級プリムスからは、ライデン率いる攻撃部隊が、今出撃しようとしていた・・・・
ムサイ後部MSデッキの巨大なハッチが開き、管制官の声が響き渡った。
                 
   ”ゴウィーーーーン!!”←(クリックすると効果音が鳴ります
 

       


「ジョニー・ライデン、402小隊、出るぞ!!
第1目標は、輸送艦だ!護衛艦は時間が余ったらやればいい」

ライデンは無線で、部下に指示をだすと、ブーストペダルを踏み込んだ。

”キュウィーーー・・・ドウッ!!”←(クリックすると効果音が鳴ります
 
ライデンの高機動型R−2ザクがテイクオフ、バーニアの閃光を輝かせて飛び立ち、旋回してブリッジをかすめながら前方の宇宙(そら)へ消えていった。
続いて2機のFタイプザクもプリムスから発進して行った・・・・・・

ライデンは、高機動型の加速力で、後続の2機より先行し、連邦艦隊へ向かっていく・・・・

だが・・・・・・・連邦軍艦艇を目視できる距離まで近づいたとき、いつもと様子が違うことに気が付いた・・・・・牽制の砲撃がなく、迎撃の戦闘機すら出てくる気配がない・・・・

「??・・・・・・妙だな・・・・・そろそろ砲撃してくる距離のはずだが?・・・・・・・・
カトンボもでてこない・・・・・・」←※カトンボとは、トリアーエズのことで〜す(;^_^A

・・・と・・・その時、連邦軍補給艦コロンブス級から、見慣れない機体が出てくるのに気づいた・・・

「なんだ?!!・・・・・あれは!!・・・・」

それは、直径10メートルほどの球形の機体だった・・・・
上部には砲塔らしき??ものが付いている・・・・・
・・・・・・次の瞬間、その機体が砲撃してきた!!

「むっ!!・・・・・・」

ライデンは、とっさにその砲撃をかわす・・・・
砲弾が、脇をかすめていった。

「まさか、あれもモビルスーツなのか??・・・・・・」

ライデン機より、スピードの遅い後続のザク2機も追いついてきた。
ライデンは、その2機に交信可能な距離まで機体を寄せると無線を飛ばす・・・・・

「気を付けろ!!あれも連邦のモビルスーツ”らしい”・・・」

ザクパイロットA&B(^^;)
「ハッ!」

だが、輸送艦から次々発進したその機体は約10機!!
それが散開しながら一斉射撃を仕掛けてくる!!
その砲撃の威力は、従来の宇宙戦闘機とは比較にならない強力な火力を持っていた・・・・
実際は、ライデン達のザクの方が性能的には上であったが、始めて遭遇する機体とその数に思わぬ苦戦を強いられる。

部下のザク1機はキャノン砲の直撃を腕にくらい、片腕を吹き飛ばされた!!・・・・
やむをえずライデンは、増援を呼ぶことにした。


「くっ・・・・・・たかが、輸送艦隊ごときに・・・
プリムス、聞こえるか!援護のモビルスーツ隊を発進させろ!」

ライデンも、ボールの砲撃を巧みな空間機動でかわし、ジャイアント・バズで2機のボールを落としていた。 だが・・・・・敵の数が多く、輸送艦隊に白兵戦を仕掛けられる距離まで近づくことが出来ない。

「ええいっ!輸送艦隊の直援を突破できないとはっ!!・・・・・
これ以上、弾を使ったら輸送船と護衛艦を沈められん!!」

ライデンはコクピット内で敵艦隊に接近できないもどかしさに、苛立ちをおぼえ、叫んだ・・・・・
しかし・・・・・次の瞬間、予期しないできごとが起こった・・・・

まったく別の方角から火線が走り、2機のボールが撃破されたのだ!!
ライデンは驚いて叫んだ。
「!!何??・・・・・援軍???・・・・・・・どこの部隊だ??・・・・・・」

連邦軍ボールの部隊は、戦力を分断され、混乱し始めている・・・・
連邦軍護衛艦サラミスのブリッジでも、遭遇した部隊とは別の増援をキャッチしていた。
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

索敵兵が緊迫した声で叫ぶ!
「艦長!!別部隊です!3時の方位からモビルスーツらしき熱源、3機接近!!
さらにムサイ級2隻も!・・・」

サラミス艦長はその報告を聞き、ただち撤退の指令を出す。
「なにっ!!・・・・・・・まずいな・・・・・・・
ボールの部隊を艦に戻せ!!・・・・・・・最大戦速でこの空域を離脱する!!」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

2隻のサラミスは、弾幕を張りつつ離脱体制をとった・・・・・・
援軍として現れたその3機のザクは、しんがりの護衛サラミスを取り囲み、弾幕をかいくぐって、次々にザク・バズーカを命中させていく・・・・・・

その中に1機、青く塗られたMS-06Sの機体があった・・・・


アナベル・ガトー
「第302哨戒中隊、アナベル・ガトー、お迎えに参りました・・・・・」
ガトーは、無線のスイッチをオフにすると・・・・・・つぶやく・・・・
「フッフッフッ・・・・・・・少佐のことだ、助けに来たなんて言ったら、あとで何言われるか、わからんからな」

ライデンが驚いてその無線に応えた。
「!!何??ガトー?!!」

さらにプリムス艦隊から発進した援護のMS部隊もその空域に到着し、戦況は一変した。
ライデンも、到着したその援護の部隊と合流し、補給艦を攻撃する。
プリムス艦隊の部隊は、補給艦ともう1隻のサラミスを取り巻き、果敢に攻撃を仕掛けた。

「とどめだ!!」

ライデンはジャイアント・バズで、コロンブスのブリッジを狙撃、撃沈した・・・・
サラミス2隻の内、最後尾の1隻は撃沈され、残ったもう1隻のサラミスは、大破しながらも、戦闘空域から撤退していった。


ライデンはようやくケリがついてホッとした表情をし、つぶやいた・・・
「まさか・・・・あんなものに出くわすとはな・・・・
あれも、連邦軍のモビルスーツなのか・・・・」

ガトーの部隊もライデンの部隊と合流した。
青いSタイプザクが、ライデンのザクに接触する・・・・・


「お久しぶりです、少佐・・・・・」


「すまない、おかげで・・・・何故この空域に??・・・・・・」

「ハッ!パトロールがてら、少佐をお迎えにきてみたら、戦闘らしき熱源を探知したので・・・・・・
しかし・・・・驚きましたな、連邦軍があのようなものを開発していたとは・・・・・」


「ああ・・・・戦闘用ポッドのようなものだったな・・・」


「ムサイ級グワメルで来ております・・・・・合流しましょう。」

ライデン
「うむ・・・・・」

ライデンのプリムス艦隊は、ガトー達のグワメル艦隊と合流、再びソロモンへの針路を向ける・・・・・
ランデブーするプリムスとグワメル艦隊・・・・1機のガトルが、グワメルからプリムスの格納庫へ入っていく。

そして、ブリッジへアナベル・ガトーが上がってきた。
ブリッジへ入ると敬礼し、プリムス艦長、ジョニー・ライデンに挨拶をした・・・・・・・


「第302哨戒中隊、アナベル・ガトー、プリムス艦隊のお迎えに上がりました!」

ライデンと艦長も敬礼して答える。

プリムス艦長
「感謝する、よく来てくれた!大尉。」


「獲物を横取りしやがって(笑)・・・・・・ありがとう、久しぶりに楽しめただろ??」

ガトーは微笑を浮かべながら答える。

「ハッ・・・・・プリムス艦隊出迎えのセレモニーだと思えば・・・・・・」

ライデンは早速、先日の話を持ち出した。
「早速だが・・・・見るか??・・・・・・例の機体を・・・・・」

「ハッ!・・・・拝見させて頂きます・・・・・」

「ナナゼロは、2番艦プリウスに積んでいる、行こうか・・・・・」

「ハッ!・・・・」

ライデンとガトーは、プリムス艦隊プリウスへ乗り移るため、MSデッキへと向かった・・・・・

ソロモンへ向かう、プリムス艦隊・・・・・・
ソロモンでエリオット・レムの改修案に基づき、改修される高機動型グフ試作機、ナナゼロはどのように生まれ変わるのか・・・・・

              
    ・・・・・・・・・もう一つの1年戦争ストーリーは、さらなる展開へ・・・・・・・
      ・・・・・・そして・・・ソロモンの悪夢の伝説も・・・・・・・


 -エピソード 8 END-

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