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エピソード7:ソロモンへ・・・
2009.10.10 Saturday 23:15
JUGEMテーマ:機動戦士ガンダム 二次小説


宇宙世紀0079・・・ランバ・ラル隊 大気圏突入中??〜



グラナダ基地で試作された新型モビルスーツ、グフのカスタム機R-ZERO。

しかし、テストの結果、高機動型グフ/YMS-07R-0(R-ZERO)は、重力圏での運用が不可能と判断され、実戦配備は見送られた・・・
そして、ラルの部隊は本来の任務、ガルマ・ザビ仇討、ホワイトベース追撃のため、地球軌道へ出航
していった・・・
高機動型グフR-ZEROの秘められた可能性を見いだしたジオン・エースパイロット、ジョニー・ライデン少佐は、なんとかこの機体を活かしたいと思い、開発者であるエリオット・レム中佐に上申するため、ソロモンのアナベル・ガトー大尉に連絡を取ろうとしていた・・・・・
彼をテストパイロットとして推薦するためである・・・・

基地へ帰還したジョニー・ライデンは、早速通信室へ向かった・・・・・
ライデンは、この任務が終わると、再び外洋パトロール任務へ戻らなければならない。
残された時間は、あまりなかった・・・・


ジョニー・ライデン
「レーザー通信の準備はどうか!?・・・・」

通信兵
「ハッ!つながっております!」

”ピュルルルルー!”

通信室のモニターに敬礼する青年将校の姿が映し出された・・・
ソロモン第302哨戒中隊を率いる隊長、アナベル・ガトー大尉である。


アナベル・ガトー
「お久しぶりです!少佐!・・・・・・・」

ライデンは、久しぶりにガトーの生真面目そうで快活な挨拶を見ると、微笑して応えた。
「相変わらずだな、ガトー!・・・・・・ルウム戦役以来だが・・・・
そちらはどうだ?・・・・・最近は退屈しているのではないか?(笑)・・・」

敬礼を解くと、ライデンの問いにガトーは、苦笑しながら

「ハッ・・・・戦場は宇宙(そら)から地球での戦いに移りつつあるようですな・・・
で・・・・・わざわざグラナダから私を呼びだした用件とは、何でありますか??・・・・・」


ライデンはモニター越しにソロモン通信室内を覗き込むような素振りをした後、続けた。
「ああ・・・・・悪いがちょっと人払いを頼む・・・・・」

ガトーは一瞬驚いたが・・・

「!!??・・・・・・・わかりました・・・・・・」

通信兵達を退出させると、通信室のドアをロックした。
ライデンも部屋にガトー以外、いないことを確認すると、本題を話し始める・・・・・



「悪いな・・・・実は先程まで、グラナダであるモビルスーツのテストをしていてな・・・・・」

ライデンの意外な言葉・・・モビルスーツのテストと聞いて、ガトーは目を輝かせた。

「モビルスーツのテスト??・・・・」

ライデンはガトーの反応が自分の予想した通りなのを見て、ほくそ笑んだ。
「そうだ・・・つい先日ロールアウトした新型、グフは貴様も知っているだろう・・・・・」

思い出したようにガトーが応える。
「あの陸戦用に開発されたという新型ですか??・・・・・・」

ライデンは本題を語り始める・・・

「そうだ。グラナダで、そのグフをチューンナップした試作機が開発されていた・・・・・残念ながら、テストの結果、重力圏での運用は不可能となったが・・・・・
しかし、高機動型スラスター装備を施したその機体の空間戦闘力は、かなりのものを秘めている・・・・
今後、戦場が再び宇宙(そら)へ移るような事態になったとき、次期主力モビルスーツ開発の上で、重要なカギになるかもしれん機体だ・・・・・」



「それで・・・・何故私にそのことを??・・・・・・・・」

ライデン
「それなんだが・・・・貴様を開発続行のためのテストパイロットとして、レム中佐に推薦しようと思っている・・・
俺はついこの間、高機動型ザクを受領したばかりなのでな・・・・・・」

合点がいったという表情でそれに応えるガトー

「なるほど・・・・・」

ライデン
「これから、レム中佐に進言してみるつもりだ・・・・・どうなるかは、まだわからんが・・・・
一応そのつもりで!・・・・・では!また後程連絡する!・・・・・」

敬礼するガトー。

「ハッ!!・・・・・」

ライデンもガトーに敬礼返すと、レーザー通信を終了させた・・・・・・・

「さて・・・・・・レムのおやじを説得してみるか・・・・・・」

ライデンは、通信室を出てレム中佐の研究室へと向かった。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ガトーは通信が終わると、ひとりほくそ笑み・・・つぶやいた・・・・・

「フッ・・・・・フッフッフ・・・
改造型のモビルスーツか・・・・・面白そうだ・・・・
久しぶりに・・・退屈な哨戒任務から・・・解放されそうだな・・・・・・・・・・・」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ライデンは、レムの私研究室の前に立ち、一瞬深呼吸をすると、静かにドアをノックした。
自分でも緊張しているのがわかる・・・・・・
ドアのロックが中から解除され、シュッと開いた・・・・・


エリオット・レム
「・・・・・・・どうだった、少佐・・・・・ナナゼロのテスト飛行は??・・・・・・」


「ハッ!・・・・・予想を遙かに上回る機動性でした・・・・・・・・
中佐!・・・・・・・・・・あの機体、本当に廃棄処分にしてしまうおつもりなんですか??・・・・・・
実は、中佐にあの機体の開発続行を上申したく、お願いに参りました・・・・
あの機体は、我が軍の次期主力モビルスーツの開発に必ず役に立つと思います!・・・・
テストパイロットに推薦したい人物もおります・・・・・・
ソロモン第302哨戒中隊、隊長のアナベル・ガトー大尉なら適任かと・・・・・・・・・」

レムは、ライデンの話を聞くや突然大声で笑いだした。
ライデンは予想外のレムの反応に戸惑いを隠せずキョトン・・・・・・としていると・・・・・

「ハッハッハッハッ・・・・・・てっきり自分の乗機にしたいと上申しに来たのかと思ったが・・・・・
どうした??・・・何か気に入らないところでもあったのか??・・・・・・」

ライデンは、そのレムの指摘に一瞬ギクッ!として冷や汗をかいた・・・・・

まさか色が気に入らなかったなどとは言えないからだ。

「(^▽^;)>゛いっ・・・いえ・・・自分はR−2ザクを受領したばかりですし・・・・・・・・」


「まあいい・・・・・・
・・・・・実はこちらも事情が少々変わってな・・・・・・
少佐に、頼もうと思っていたところだ・・・」

ライデンは、レムの意外な言葉に驚きを隠せない・・・・・
どうやら自分の意図した筋書き道理に、話が進んでいきそうな雰囲気だった。

「!!?????・・・・・・・」

レムが続ける・・・

「ツィマッド社が開発していたという重モビルスーツ・・・・・・・・
ドムの1号機が近々ロールアウトするそうだ・・・・・
量産体制が整うのは、まだ数ヶ月は先だがな・・・・・」

ライデンは一瞬、合点がいかないようだったが、思い出したように言った・・・・

「ドム??!!・・・・・ああ・・・・あの局地戦用の重モビルスーツですか???」


「それだけではない・・・・・ツィマッド社ではそのドムのバーニアを強化したものを宇宙用に転用する計画も立てている・・・・・・
そのプロトタイプも完成したという報告がつい先程届いた・・・・・・・・」

ライデン
「宇宙用??・・・・・でありますか・・・・・」

レムはライデンに背を向けると、窓から表の月世界を眺めながら、再び語りはじめた・・・・・

「・・・・・そうだ・・・・・・
我が軍の次期主力モビルスーツの座をめぐって、私の開発したR−2ザクと競合することになった・・・・・・・・・・貴様が推薦しているガトー大尉の噂は、私も聞いている・・・・・」

レムは振り返るとデスクの中から一枚のデータディスクを取りだし、ライデンに手渡した・・・

「こいつをナナゼロと一緒に、ソロモンの技術部門へ届けてくれんか・・・・・・・」


「こいつは??・・・・・・」

レム
「うむ・・・・・今回のテストでR型ザクの欠点がいっそうはっきりしてしまったが・・・・・
このディスクの中には、ナナゼロ改修案の設計図が入っている。
元々は、R−2ザクのために私が考案したものだが・・・・・・・
改修点は、ほとんどスラスター・システム周辺だ・・・
同じシステムを使うナナゼロ・グフにも、そのまま転用できる。
・・・グフ用に、新たな付加機能も追加しておいた。」

ライデン
「・・・・・・よろしいのですか??・・・・・・・」

レムは、デスクの椅子に座るとライデンに答える・・・・


「・・・・・その”ドム・プロトタイプ”との競合テストの通達もすでに来ている・・・・・・
グラナダのメカマン達には、今回のテストの件でかなりムリをさせているしな・・・
R-ZEROの改修は時間的に、そちらの方には間に合いそうにない・・・・・
それに・・・・・ジオニック社の方でも、次期主力の実験機開発をいくつか進めている・・・・・・
この機体で得られたデータは、今後、それら実験機の開発にフィードバックするつもりだ・・・・・・・。」

ライデン
「・・・・・・わかりました・・・・・・
私は明日から、再び外洋哨戒任務へ復帰致します・・・・・・・・
ソロモンへは、必ず・・・・・・・・」

レム
「うむ・・・・・・・ソロモンのガトー大尉によろしく・・・・・・」

ライデン
「ハッ!・・・・では、失礼致します!!」

ライデンは敬礼すると、レムの研究室を退室した。
レムは一人物思いにふけった・・・・・・

「・・・・ソロモンの・・・・・エースか・・・・・・・・
果たして、改修型のR−0・・・・・いや、”R−1”の性能をどこまで引き出されるか?・・・・・
みものだな・・・・・」

明朝、ジョニー・ライデンは、所属する艦隊の旗艦、ムサイ級「プリムス」へ帰還・・・・
グラナダを出航していった・・・・・・・高機動型グフR−0をソロモンへ届けるという任務が増えたが・・・

ジョニー・ライデンが所属する艦隊は、突撃機動軍第2方面特務中隊、別名第8パトロール艦隊である。 プリムス艦隊の主作戦域は公国本土より最も遠い連邦の補給線を分断することである。
ソロモンへは、どのみち補給のため、寄港する予定があった・・・・・・・


こうして、高機動型グフYMS-07R-0は、ソロモン海へと旅だった・・・・・・
新たな力を得るため、そして、それぞれの思惑を秘めて・・・・・
時に宇宙世紀0079・・・10月6日・・・
ちょうどその頃、ガルマ・ザビ仇討ち部隊、ランバ・ラルの部隊は、大気圏突入中に連邦軍最新強襲巡洋艦、ホワイト・ベースを捕捉していた・・・・
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
機動巡洋艦ザンジバルのブリッジでは・・・・・・・


ランバ・ラル
「面白いものとは、なんだ?」


クランプ
「ハッ!我が軍の識別票に無い戦艦をキャッチしたのであります。」

「ほう・・・見せろ・・・」
ラルはそう言うと、レーダーの解析モニターを覗き込む・・・
画面には、ホワイト・ベースの艦影が映し出された・・・・

クランプ
「例の木馬だと思われます・・・・」

ラル
「フッ・・・・・」
ラルがほくそ笑む・・・・



ハモン
「ガルマ様の仇を討つチャンスというわけですか・・・」

ラルは再びブリッジ前部のシートに戻ると慎重に答えた・・・

「そう急ぐな・・・ハモン。奴らの位置は我々の基地からはかなりの距離だ・・・・
航続距離も計算にいれなければな・・・・・」

クランプがそれに呼応するように続ける。
「このザンジバルなら問題ありませんが、他のはただの大気圏突入カプセルですから・・・・」

ラル
「そういうことだ・・・」

ハモン
「では、このまま見過ごすおつもりですか・・・」

ラル
「フッフッフッ(笑)・・・・・・・・
私の任務は、ガルマ様の敵討ちだ。ドズル中将から直々の命令を、なんでやり過ごす・・・」

ハモン
「でも、ただ今は大気圏に突入している途中です。ご無理は・・・・」


「しかし・・・手出しをせずに行き過ぎる男なぞ、お前は嫌いなはずだったな・・・・・」

・・・こうして、戦場の中心は、宇宙(そら)から地球へと移りつつあった・・・・・・・
地球連邦軍の最新鋭戦艦、ホワイト・ベースが地球に降りたことで・・・・・

              
   ・・・・だがその一方、宇宙(そら)での新たな戦いもまた、始まろうとしていた・・・・・
           ・・・・・・そして・・・ソロモンの悪夢の伝説も・・・・・・・


 -エピソード 7 END-

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